DXFのオブジェクトは、プロパティから位置、回転、尺度、線の色、線の幅、線の表示非表示、および面の3D表現方法を設定できます。
[プロパティ]タブより[オブジェクトツリービュー]の[ DXF]ノードを選択します。[プロパティグリッドビュー]に選択した[ DXF]の各プロパティが表示されます。
DXFのオブジェクトの位置は、3Dモデルと同様に「プロパティグリッドビュー」の OffsetX、OffsetY、OffsetZにXYZ座標値を入力します。
また、[オブジェクトツリービュー]のショートカットメニューからも操作できます。
対象の[ DXF ] ノードを選択します。右クリック→ショートカットメニューの[選択したモデルを移動]を選択し、移動先の座標または移動量を入力します。
DXFのオブジェクトの回転は、3Dモデルと同様に[プロパティグリッドビュー]の RotateX、RotateY、RotateZに各軸回りの回転角度(度)を入力します
[オブジェクトツリービュー]のショートカットメニューからも操作できます。
対象の[ DXF ]ノードを選択します。右クリック→ショートカットメニューの[3Dモデルの回転]を選択し、各軸回りの回転角を設定します。
DXFのオブジェクトの倍率は、3Dモデルと同様に「プロパティグリッドビュー」の ScaleX、ScaleY、ScaleZに各軸方向の倍率を入力します。
DXFに含まれる全ての線オブジェクトの色を設定できます。
「プロパティグリッドビュー」の LineColor を設定すると、オブジェクト自身に設定された色や ByLayerの色より優先して色を変更できます。元の設定に戻す時は "Original"を選択します。
※DXFの線オブジェクトの色がByLayerに設定してある場合、レイヤのプロパティから色の変更がレイヤごとにできます。
DXFに含まれる全ての線オブジェクトの線の幅を設定できます。
本ソフトウェアでDXFを開くと、線オブジェクトの線の幅は一様に’1’で描画します。「プロパティグリッドビュー」の LineWidth を設定することで線の幅を変更できます。
※レイヤのプロパティから線の幅の変更がレイヤごとにできます。
DXFに含まれる全ての線オブジェクトの線の表示・非表示を切り替えできます。
「プロパティグリッドビュー」の LineVisible を "True"(表示)または "False"(非表示)に設定します。
DXFの面オブジェクトの表現方法を設定します。3D表現方法は、サーフェイス、ワイヤーフレーム、ポイントの3種類です。 [プロパティグリッドビュー]の Representation をクリックしドロップダウンより、”Surface”、”WireFrame”、”Points”を選択します。
※DXFの線オブジェクトの表示は、3D表現方法の設定に関わらず、上記の LineVisible の設定に依ります。
「オブジェクトツリービュー」の[ DXF ]ノードの下に[ Layer ]ノードが作成されます。
[ Layer ]ノードを選択すると「プロパティグリッドビュー」にそのレイヤの情報が表示されます。、
[ Layer ]ノードのチェックを外すとそのレイヤのオブジェクトが非表示になります。
ChangeColor を設定するとレイヤの色を変更できます。DXFオブジェクトの色が ByLayer で設定されている場合に反映します。
ただし、線オブジェクトの場合、レイヤの色変更は親ノードの[ DXF ]の LineColor が ”Original" の時に有効で、その他の色を設定している時は設定した色が優先します。
レイヤの色を変更すると IsOriginalColor プロパティが "False" になります。元の設定に戻す場合はIsOriginalColor プロパティを ”True” にします。
本ソフトウェアでDXFを開くと、線オブジェクトの線の幅は一様に’1‘で描画しますが、レイヤごとに線幅を変更することができます。
レイヤの LineWidth を設定するとそのレイヤの線オブジェクトの線幅を変更して描画します。
ただし、ここでの設定は親ノードの[ DXF ]の LineWidth が ’1’ の時に有効で、’2’ 以上の値を設定している時はその値が優先します。
レイヤに属する面オブジェクトの不透明度を設定して描画します。
レイヤの Opacity に 0.0(透明)~ 1.0(不透明)の値を直接入力またはスライドバーにより入力します。
レイヤの表示・非表示は 、Visible を ”True”(表示)または ”False”(非表示)にします。
また、[ Layer ]ノードのチェックのオンオフでも切替えできます。