LandXML1.2ファイルから、線形データセット(”Alignments”要素)を読込み、中心線形と横断面の3Dスケルトンを描画します。
平面線形および縦断線形から線形中心線を、主要点と中間点には座標点と点名を表示し、点名は文字リストオブジェクトして追加されます。
また、横断面にはファイルに登録されている設計形状と地盤形状をライン表示します。
さらに、中心線形および横断面の要素パラメータをフォームに表示し、内容の確認が可能です(現バージョンでは線形データの入力・編集はできません)。
準拠:LandXML1.2 に準じた3次元設計データ交換標準(案)Ver.1.4 - 略称:J-LandXML -
令和3 年3 月 国土交通省国土技術政策総合研究所
読込むLandXMLのファイルは、メニューバー、ツールバー、およびファイルリストビューのいずれかから選択します。
メニューバーの[線形]-[LandXMLから線形データの読込み]を選択します。
[LandXMLから線形データの読込み]ダイアログが開きます。読込むファイルを選択し[開く]ボタンをクリックします。
ツールバーの[LandXMLから線形を読込み]ボタンをクリックします。
[LandXMLから線形データの読込み]ダイアログが開きます。読込むファイルを選択し[開く]ボタンをクリックします。
メイン画面左側のフォルダツリービューからデータフォルダを選択し、ファイルリストビューからファイル名を選択します。選択したファイル名を右クリック⇒[LandXMLから線形データの読込み]を選択します。
※ファイルを選択してダブルクリックまたはショートカットメニューの[ファイルを開く]の場合、CgPoints座標点セットを開くメニューになりますが、次のダイアログから線形データセットを選択できます。
LandXMLファイルを選択すると、[LandXMLからAlignments線形データの読込み]ダイアログが開きます。
①データセットの選択
読込むデータセットを選択します。あらかじめ線形セットにチェックが入っていますが、TINサーフェスも同時に読込む場合は[TINサーフェス]もチェックします。
②線形データの選択
線形データがツリー表示されるので、読込むデータを選択します。デフォルトでは全てにチェックが入っています。
③入力座標系の選択
LandXMLの入力座標系を測量座標か数学座標から選択します。
設定後、[OK]ボタンをクリックします。
読込み設定後、出力設定のダイアログが表示されるので出力の各設定を行います。
①出力設定
新しいページに出力するか現在のページに出力するかの選択を行います。
②線形描画設定
中心線形および横断面の描画設定を行います。
・中心線:線色および線幅
・主要点:点色および点サイズ
・中間点:点色および点サイズ
・横断面設計線:出力の要否、線色および線幅
・横断面地形線:出力の要否、線色および線幅
・横断測点名:デフォルトではオフになっているので出力する場合チェックします。
③文字描画設定
主要点および中間点の文字描画では、図形の文字リストオブジェクトを出力します。文字の挿入と同様に文字高、文字色およびオフセットを設定します。
線形の文字オフセットのデフォルトは0となっており引出線を描画しません。引出線を描画するにはオフセットを設定します。
設定後、[OK]ボタンをクリックします。
中心線形と横断面の3Dスケルトン、主要点および中間点の測点名を描画します。
始点側拡大
主要点・中間点の測点名に引出線を設定(OffsetZ=20)
横断面の設計断面形状および地形線を描画します。
読込んだ線形データ要素の入力パラメータ類について、テーブルフォームに表示して確認が可能です。メニューバーまたはオブジェクトツリーのショートカットメニューから操作します。
メニューバーの[線形]-[中心線形の要素パラメータ]を選択します。
オブジェクトツリービューから中心線形のオブジェクトノードを選択し、右クリックます。ショートカットメニューから[選択した中心線形・横断面の要素パラメータ]を選択します。