Dai-Con Viewer

読込み可能なファイル形式

■ テキスト点群データ・点群間引きデータ

XYZ(.xyz),CSV(.csv),DAT(.dat),TEXT(.txt),ASCII(.asc)

データ区切り文字がカンマorスペースorタブのASCIIテキストファイル形式。

(x,y,z)形式または(x,y,z,r,g,b)形式のデータで参照列を読込み時に選択可能。

r,g,bの各値は’ 0~255 ’の整数。

 

XYZRGB(.xyzrgb)

RGB色情報付きのASCIIテキストファイル形式。

一般的な拡張子ではないので汎用性ないですが、ファイルが色付き点群であることを明示する目的で拡張子を(.xyzrgb)にすることで本ソフトで読込みできます。 

 

RCSV(.rcsv)

本ソフトで点群から間引きデータを作成する際に出力されるCSV形式のテキストファイル。

データのヘッダ部分に間引きの情報が出力されます。

拡張子(.rcsv)を(.csv)に変更することで、通常の汎用性のあるCSVファイルとして扱えます。

 

PCD(.pcd)

ポイントクラウドデータ(テキスト形式)

出典:http://pointclouds.org/documentation/tutorials/pcd_file_format.html

 


■ バイナリ点群データ

LAS(.las)

レーザー測量によるLiDARデータの標準フォーマットであるバイナリファイル。

 

LAZ(.laz)

上記LASを圧縮した形式。

 

※XY座標入力形式について、数学座標系か測量座標系かを選択可能。 

 


■ 測量系SIMAデータ

SIMA(.sim)

 「測量データ 共通フォーマット」形式のテキストファイル。

データ区分"A01"のXYZ座標値をポイントで再現します。

 

また、文字付き座標リストファイルとして文字を読込み、XYZ座標点の位置に点名(ASCII)を表示できます。


■ 3Dモデルデータ

▪ 色なしモデル

次の2つの形式は、形状(ポイント、ポリゴンメッシュ)について表現。面の色はファイル読込み時に単色を設定可能です。色なし3Dモデルの場合はこの形式の方が高速に読込みできます。

 

PLY(.ply)

Stanford Triangle Formatとも言われるスタンフォード大学によって開発されたポリゴンファイル形式。

 

STL(.stl)

Standard Triangulated Languageの略称。

3D Systemsによって開発されたCADソフトウェアのファイル形式。

3Dプリンタ業界では事実上の標準フォーマット。

SketchUp Pro(有償版)でエクスポート可(Z-UP標準,Y-UPオプション,色なし)。

 

 

▪ 色付きモデル

以下の形式は、色付きの3Dモデルを表現できます。テクスチャは未対応です。

 

OBJ(.obj)

Wavefront Technologies社によって開発されたジオメトリ定義ファイル形式。

SketchUp Pro(有償版)でエクスポート可(Z-UP標準,Y-UPオプション)。

 

3dsMAX(.3ds)

Autodesk 3D Studio(現在は3ds Max)用の形式。

SketchUp Pro(有償版)でエクスポート可(Y-UP)。

 

COLLADA(.dae)

CGソフト間でデータをやり取りするための交換用ファイル形式。

元々は Sony が PS3、PSP 用に作成した形式。

SketchUp Pro(有償版)およびMake(無料版)でエクスポート可(Y-UP)。

 

FBX(.fbx)

Alias社(現在AutoDesk社傘下)がオープンソースとして策定したファイル形式。

SketchUp Pro(有償版)でエクスポート可(Z-UP標準,Y-UPオプション)。

 

IFC(.ifc)  

IFCは、Industry Foundation Classesの略称。

International Alliance for Interoperability開発のBIMの中間ファイル形式。

国際組織であるbuildingSMART International(bSI)により国際標準のIFCフォーマット策定。

「CIM導入ガイドライン(案)」では構造物モデルのデータ交換形式としてIFCを採用。

対応ファイルスキーマ:IFC2x3

SketchUp Pro(有償版)でエクスポート可(Y-UP)。

 

BLENDER(.blend)

 オープンソースの3DソフトBlenderのファイル形式。

  

XGL(.xgl,.zgl)

 

DirectX(.x)

 

OFF(.off)

 

glTF(.glb)

 

3MF(.3mf)

 

VTP(.vtp)

3Dグラフィックスオープンソースライブラリ[VTKライブラリ]で読書き可能なXML形式のファイル。

ポリデータ(ポイント、ポリゴンメッシュ、面の色)を再現します。読込は可、追加挿入は不可。

  


■ CADデータ

AutoCAD DXF(.dxf)

言わずと知れた2D-CADの標準中間ファイルフォーマット。

本ソフトウェアで読込み可能なDXFバージョンは、

 AutoCAD 2000、2004、2007、2010、2013、2018

です。

  

2DのDXFは、読込むデータのベースマップのような使い方が良さそうです。

3DのDXFは、前述の3Dモデルと同様に地形データ等に挿入して表示できます。

レイヤごとに表示・非表示を選択可能です。 

 

3D-DXFからTINサーフェスの読込みに対応(3D面・メッシュ・ポリメッシュ⇒TIN)。

本ソフトで読込んだTINをDXF形式にエクスポートし、他のCAD等で編集して再度本ソフトで読込みが可。

また、3D-CADで作成した計画TINを本ソフトで読込み、LandXML形式やグリッドデータ形式へエクスポートが可能。 

 

SketchUp Pro(有償版)でエクスポート可(Z-UP)。

※SketchUp Pro 2019で確認(以前のバージョンでのエクスポートのバグは改善あるがまだ不完全かも)。

 

 


■ グリッドデータ

GRD(.grd)

米Golden Software 社のマップ(コンター図・鳥瞰図等)作成ソフト「Surfer」のグリッドデータ形式。

本ソフトウェアで読込み可能な形式は、Ver.6テキストおよびバイナリ形式、Ver.7バイナリ形式です。

グリッドデータからTINを作成できます。

 

GCSV(.gcsv)

本ソフト独自形式で、グリッドデータ作成時にグリッドであることを明示する拡張子を付けた、行列データのCSV形式ファイル。

拡張子(.gcsv)を(.csv)に変更することで、Excelシートに読込み可能な行列データになります。

 

GXYZ(.gxyz)

本ソフト独自形式で、グリッドデータ作成時にグリッドであることを明示する拡張子を付けた、テキストXYZ座標リスト形式ファイル。データのX座標値およびY座標値は格子点の値です。

拡張子(.gxyz)を(.xyz)または(.csv)に変更することで、通常の座標リストファイルとなります。

 


■ LandXML形式(座標点・線形・TINサーフェス)

LandXML(.xml)

LandXML1.2形式のファイルから座標点セット の”CgPoints”要素、 線形データの”Alignments”要素、およびTINサーフェスの”Surfeces”要素の読込みが可能です。

 

座標点セット: ポイントの描画と点名の挿入

線形データ:  中心線形と横断面の3Dスケルトンの描画および要素パラメータのウインドウ表示

TINサーフェス: 複数のTINがある場合、同ページまたは別ページに表示可

 

データ座標系のデフォルトは測量座標系としています。データのXが画面のY、データのYが画面のXとなりXYを交換して読込み表示します。

  



■ Dai-Con Viewer 形式

Dai-Con Viewer形式 データ構成ファイル(.dcdat)

本ソフトウェアの独自保存形式で、開いた地形データや挿入した3Dモデルデータ等を統合してページ情報を保存できます。⇒ 「Dai-Con Viewer」 形式でページ保存

 

Dai-Con Viewer形式 データ書庫ファイル(.dczip) 

本ソフトウェアでページを保存すると、上記データ構成ファイルと複数のデータファイルを含むフォルダを作成します。

その保存フォルダごとZIP形式で単一のファイルにアーカイブしたもので、この書庫ファイルを開くことでデータの読込みができます。